イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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ひらがなの、みりょくあふれるえほん「めっきらもっきらどうんどん」

絵本なので、当たり前ですが、全文がひらがなです。

そして、そのひらがなが踊り出す、ひらがなのみりょくあふれる絵本「めっきらもっきらどうんどん」です。

 

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 

 かんたはひとりぼっちであそんでいました。

ひとりぼっちにおこっって、めちゃくちゃなうたをおおごえでうたいます。

「めっきらもっきらどうんどん!」

すると、あなにおちていき、へんないきものにであいます。

 

このあたりの展開は、「不思議の国のアリス」を思わせます。

しかも、日本語のひらがなのリズムがこことよく、読み聞かせしやすい絵本となっています。

横長の絵本ですが、ストーリーの内容に沿って、縦に立てて読ませる場面もあり、飽きさせません。

 

最後に、かんたが心細くなって、叫ぶ言葉に泣かされます。

最初に歌った歌を思い出せるか、子どもと歌ってみるのも楽しかったなー。

自分たちで歌を考えてみてもいいですね。

 

絵本「ミルクこぼしちゃだめよ!」でアフリカ体験

絵本「ミルクこぼしちゃだめよ!」の主人公であるアフリカの小さな女の子ペンダは、山の上で羊の世話をしているお父さんにミルクを届けようと思い立ちます。

頭の上にミルクを入れたおわんをのせて、苦労を重ねてやっとたどりつきますが…


ミルクこぼしちゃだめよ!

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山の上までいく道のりで、ペンダは、らくだや白っぽいきりん、魚釣の船、仮面のお祭り、砂漠、マンゴーの木などのアフリカらしい光景に出会います。

アフリカってどこにあるのって子供に質問されましたが、すぐには答えられませんでした。ちょっと考えてから「あついところだよ」とだけ教えました。エキゾチックな印象だけで終わらせていた自分を反省して、本を読んで勉強せねば! 

 

厳しい自然の中でも、親子が互いを思いやる姿に感動します。そして、ハプニングが起きたあと、お父さんが娘にかける言葉が泣かせます。一人の父親として見習いたいです。

作者のスティーブン・デイヴィーズは、西アフリカで暮らしている英国人。アフリカの活気が、にぎやかな色彩で埋め尽くされている絵で表現されています。

絵本「ぼくのサイ」ナンセンスがおもしろい

サイを飼うことにした男の子が、あまりに大人しいのでつまらなくなり、専門家に相談しました。すると「サイは、ふたつのことしかできないのよ。風船を割ることと、凧に穴を開けること」とアドバイスされて試してみましたが、というあらすじからして、ナンセンスな設定ですが、絵のタッチとあわせて、ほのぼのとした気持ちにしてくれます。

 

ぼくのサイ

ぼくのサイ

 

 

 

絵は一見、クレヨンの雑な塗り絵のように、色がはみ出していて、親近感がわいてきます。そして、サイのとぼけた表情の面白さ! その表情を見るだけでも一読の価値ありです。その表情がが、強盗を退治する場面では、得意げに見えてしまうのも愉快です。

サイの専門家が普通のおばさんでしかないのもおかしさを誘いますが、実はもっとできることがあるんだと男の子が気付く結末は痛快の一言。

読み聞かせを聞いた子供たちも「こんなサイ飼いたいな」「カバの方がいいんじゃない」と夢が膨らんでいる様子。あわてて、止めようとしましたが、思いとどまり、しばらく自分たちがサイを飼っている様子を想像させておくことにしました

絵本「よるのようちえん」こわいけど,ゆかいな絵本

「よるのようちえん」というタイトルからして,そそられる絵本です。

 

よるのようちえん (日本傑作絵本シリーズ)

よるのようちえん (日本傑作絵本シリーズ)

 
よるのようちえん feat.波田野睦美

よるのようちえん feat.波田野睦美

 

 谷川俊太郎さんのオノマトペの言葉が跳ね上がり,モノクロの写真にポップなイラストもはねあがる。

言葉遊びに満ちた不思議な世界は,谷川ワールドの独壇場ですね。

幼稚園が誰もいなくなったときに,どうなっているのか,という設定も子どもたちの想像力を喚起して,さらに絵本の世界から広がりが感じられます。

 

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図書館利用者なら誰でも納得できる身近な絵本「ステラのえほんさがし」

 

多くの図書館の貸出期間は,2週間ではないでしょうか?

本好きの利用者はついついたくさん借りすぎて,あっという間に期限が迫り,なかには,「あの本がない!」と慌てたことがあるはず。

絵本「ステラのえほんさがし」の主人公ステラも,そんな状況になってしまいました。

 

 

ステラのえほんさがし

ステラのえほんさがし

 

 

 

ステラは図書館から借りた本がないことに気づきます。

3ページから4ページの見開き,家の中あちこちさがすステラの姿がほほえましいシーンとなっています。

ここで,子どもたちは「あるある」とお話に引き込まれていきました。

ステラは,お父さんや弟を巻き込んで,絵本を探します。それでも,見つからず,近所のおばさんや家具屋さん,喫茶店のおじさん,ボーイスカウト,はては警察官まで巻き込んで,絵本探しつづけ,騒動はみるみるうちに町中に広がり,どんどん大きくなっていき…

場面が変わるたびに,本を探す人々が増えていくパターンは「おおきなかぶ」に見られるように,絵本の一つのパターンで,安心感を与えつつも思わず笑ってしまいます。

そして,絵本を手に取った人々が,口々に「すばらしい絵本だね。特にあの場面が」と言うたびに,読み聞かせを聞いていた子どもたちは,その絵本を見たくなり,一緒に見つけたくなるという,巧みな展開です。

でも,ちょっと待ってください。もしかして,ステラが探している本は,私たちが今読んでいる絵本かも。

さて,ステラは無事に絵本を図書館に返すことができるのでしょうか?

皆さんも,図書館の本を借りたら,くれぐれも,返却日に気をつけてください。

 

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