絵本読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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まちづくり・ひとづくりの拠点としての図書館運営について

 まずは自己紹介から。図書館に勤めるのは,3回目になりまして,通算すると10年以上在籍しています。25年にわたる公務員の期間の半分近く図書館に在籍しています。

 どうして,図書館にそんなに愛着があるかといいますと,自分は,中学校や高校の教育は受けていません。今,いろいろと話題になっている,いわゆる「不登校」や「引きこもり」です。そんな状態で,ひとりで勉強する居場所として,10代から20代前半は地元の公民館図書室や図書館に入り浸っていました。
 

 図書館という居場所がなければ,今,図書館で働く自分は存在しなかったと考えています。これまで,たとえば,大学入学資格検定試験の受験の時,卒論を書くとき,就職して複式簿記を必要としたとき,子どもの教育に悩んだとき,病気になったとき,いろいろな課題に直面した時,自分は図書館で本を読んで解決してきました。ですから,今,こうして図書館で県民の方が日常の悩みや課題を解消するために図書館に来られているのを見ると,恩返ししたいという気持ちもあって,カウンターでサービスを提供しています。
  ここで,本題のはなしとなりますが,県立図書館がそうした課題を持った人たちが課題を解決するための居場所となるようにしたいという思いで、「まちづくり・ひとづくりの拠点としての図書館運営について」考えてみました。
 
1 「まちづくりと図書館」をテーマとした理由
 
 地方では,「人口減少が地域経済の縮小を呼び,地域経済の縮小が人口減少を加速させる」という課題を抱えています。これを受けて,国では,地方創生を目的とした「地域の特性に即した地域課題の解決」のために,「まち・ひと・しごと創生総合戦略」による事業が国や地方で推進されています。このような社会情勢のなか,住民が主体となって地域課題に取り組めるよう,住民相互のつながりを促進するため,「まちづくりの拠点」としての役割がこれからの時代の図書館にあるのではないか,県民が「まちづくり」を担う一員となる知識や能力を得ることを支援するために,図書館として提供できるサービスは何か,また,本庁等の行政計画に,いかに図書館の役割を政策に取り込んでもらうか。県民には,図書館が持つ機能の重要性を分かってもらいたいという目的が、働いていくうちに芽生えてきました。
   ただし,「まちづくり」に図書館の機能を活用するという考えは,茨城県だけで言っているわけではなく,全国的な流れです。
 
2 「まち・ひと・しごと創生」に関する図書館の全国状況
 
「まち・ひと・しごと」創生に向けて国・地方公共団体が連携して推進するなか,このような総合的な政策に図書館としての機能が不十分ではないかという課題のもと,平成28年8月に公益社団法人日本図書館協会が実施した「自治体総合計画等における図書館政策の位置づけ」についてと題したアンケート調査の結果をまとめたレポートがあります。この調査結果は,平成29年10月に開催された全国図書館大会で公開されました。その当時,全国で図書館設置自治体は1,361地域あったが,このうち回答のあった自治体が1,049であり,まちづくりや地域振興に役立つ目的で事業を行っていると答えた図書館は,497自治体である。事業の数としては597事業となります。政府が「地方創生」を掲げる中,図書館まちづくりの核に据えて地域活性化を目指す自治体が,図書館設置自治体の三分の一近くとなった。政府が「地方創生」を掲げる中,図書館を街づくりの核に据えて地域活性化を目指す自治体の広がりがみられたようです。背景には,文化基盤の整備が地域活性化につながるとの認識の浸透がありますが,まだまだ,地方自治体の総合計画の中に図書館の機能を立案化し,図書館が十分に活用されている状況にはなっていない自治体が大半です。
 
 ここで,補足として,「まち・ひと・しごと創生」に関連した図書館の取組につきまして,説明を加えさせていただきます。この「まち・ひと・しごと創生」総合戦略が言われるようになる以前から,すでに図書館では「課題解決支援サービス」が浸透しており,その目的が「まちづくり」「ひとづくり」支援と合致していたという側面があるということです。その【課題解決支援サービス】は10年ほど前から始まっていました。例えば,文部科学省が平成18年に作成した報告書「これからの図書館像」があります。この報告書では「図書館が持つレファレンス(調査相談)による機能を広く周知し、地域や住民の課題解決に役立つ機関であることをアピールすることも重要である」として,「これらの課題解決支援を効果的に実施するには、地域の関係機関や団体との連携・協力が不可欠である。」としています。さらに,課題解決支援サービスの分類を示した資料が,「地域の情報ハブとしての図書館」です。同じく文部科学省が設置した研究会が平成17年1月に報告したもので,このなかで,「課題解決支援サービス」を「 ビジネス支援」「 行政情報提供」「健康・医療関係情報提供」「法務関連情報提供」「(子育て支援を含む)学校教育支援」「地域情報提供・地域文化発信」の6つに分類しています。この6つの分類は,「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」に欠かせない内容といえます。
 

 さて,「課題解決支援サービス」の都道府県立図書館での実施状況につきましては、全国公共図書館協議会が2015年度に発行した「公立図書館における課題解決支援サービスに関する報告書」によると,都道府県立図書館では,「ビジネス支援サービス」が45館(95.7%),「健康・医療関係情報提供」が42館(89.4%)「法律関連情報提供」44館(93.6%)と高い実施率となっています。都道府県立図書館は,市町村立図書館にノウハウの伝授や情報・資料の提供をするために,まず自分の館でモデル的に実施する場合が多いといえます。また,市区町村立図書館に専門機関を紹介する場合や,専門機関に市区町村立図書館を紹介することが期待されていることから,まず自分の図書館で実践し,関係団体との連携を深めておく必要があります。

 

 実施例としては,まず,健康・医療情報サービスが埼玉県立図書館,法律情報サービスは大分県立図書館,ビジネス支援は鳥取県立図書館が先駆的に取り組んでいます。特に鳥取県は,図書館資料を活用して「ヒマワリオイル洗顔石けん」を開発した事例等が紹介されているので,ホームページ等をご覧ください。
 
ここまで,今後の図書館における理想を述べてきましたが,現実には図書館の利用は減少しています。
当然,インターネットの発達により調査方法が多彩になり自宅で手軽に調査できるようになったこと,娯楽の面でも,いろいろな楽しみがあります。昔ながらの小説を読む,テレビ番組を楽しむという層が少なくなっています。それは,大河ドラマの視聴率が昔に比べてだいぶ少なくなっている,10パーセントにも満たない。20パーセントの視聴率がドラマのヒットの基準だったのがウソのようです。その対策のために,図書館の魅力と能力を改めて県民にアピールしていく必要があります。
 
3 都道府県立図書館の現状と、アドバンテージとは
  
 全国の都道府県立図書館における奉仕人口一人当たりの貸出数を「日本の図書館」で調べてみたのですが,やはり,茨城県立図書館だけでなく全国的に減少しています。約10年前にiPhoneが登場し,人々がいつでもどこでもインターネットで情報収集できる状況になってから,紙媒体主体の情報収集の時代が終わったといえます。


このような状況で,紙媒体の情報収集を続けている図書館のアドバンテージは,「信頼性のある情報の提供」「体系的な情報の提供」です。図書館に置いてある本は,単に著者の個人的な意見が記されているわけではありません。本が出来上がるまでには,出版社の編集者の意見も反映されますし,組織の中で働いている方の資料は,公表するまでに何度も検証や校正がかけられて,客観性が確立します。インターネットやYouTube上の情報は,個人が気楽に情報発信できることにメリットがあり,信頼性が低いというデメリットがあります。

 

 また,インターネットの情報をGoogle検索して一発でヒットすれば簡単ですが,一度に何千も何万ものサイトがヒットします。何の脈絡もなく。これが図書館の本ならば,日本十進分類法により,まず大分類として10の学術分野に分けられ,それぞれの分野で中分類としてさらに十の分野,そして,小分類として10分類に分けられています。したがって,最初は自分の抱える問題が何の分野かわからなくても,大まかな分野ごとにたどっていけば意中の分野にたどり着ける並びになっています。そして,その場所さえわかれば同じ分野の本がたくさん隣に並んでいますから,たくさんの本を読み比べて,自分の意見を作ることが可能なのです。こうして,インターネットより信頼性があり,体系的に並べられた空間を作ることで,それぞれの県民の課題に対応できるわけです。
 

4 茨城県立図書館における「まち・ひと・しごと創生」支援への提言
 
(1)すべての県民が図書館を利用するための広域サービスの方策
 
「まちづくり」とは「地域住民等がその他様々な主体とともに,社会の形成に主体的に参画し,互いに支えあい,協力し合うという互恵の精神に基づき,パートナーシップを形成して,地域の課題を解決する活動」であることから,茨城県立図書館は,そのまちづくり活動を支援する図書館としての運営に努めること。
 
  ※慶応大学糸賀教授の,昨年度の関東公共図書館協議会研究集会での発言を引用しています。
 
まちづくりに図書館資料を活用するために,充分な図書資料費の増額および職員配置の増員を措置すること。
 

 県民が居住地で県立図書館資料を貸出および返却できるよう,資料を搬送するシステムおよびインターネット予約を活用した「遠隔地貸出サービス」を整備すること。
 
集客が見込める施設等にきめ細かく県内のサービスポイントを設置して,物流の回数を増やし,県民の最寄りのサービスポイントに資料を送るシステムを確立すること。
 
遠隔地貸出サービスについては,将来的には,図書館だけでなく,県や市町村の公立施設やコンビニ,駅前など,範囲を拡大することも視野に入れて,この提言を入れました。
 
まちづくりに関する事業等を開催する市町村立図書館を支援するために,先進事例等の情報発信や出前事業の提供をすること。
 
 ※県内図書館のサービス拡大のためには,市町村立図書館にも成長してもらう必要があります。財政規模によって,市町村のサービスに差が出ていることから,図書館関係者だけでなく市町村の政策立案部局や財政当局にまで説明できるように,県立図書館の使命として,市町村のロールモデルを情報収集し,研修やイベント等で伝えていく努力が必要です。
 
弘道館偕楽園等の茨城県の史跡や歴史的建築物への理解や愛着を県民が深められるよう,「ウィキペディアタウン」等の図書館の機能を活用した他県における図書館イベントを研究し,「まちづくりと図書館」を推進すること。
 
※まち探検と図書館の資料やレファレンス機能,そして,ウィキペディア(電子百科事典)を組み合わせたイベントであるウィキペディアタウンは,まちづくりと図書館,インターネットをうまく融合させているので,全国各地で盛んに実施されているイベントです。最初のハードルは高いかもしれませんが,ぜひ,茨城県でも実施したいイベントです。くわしくは(アカデミックリソースガイドを示す)を無料でもらえましたので,寺田まで,ご相談ください。昨年,国会図書館で行われた説明会で,ウィキペディアの中の人とも交流できました。
 
 
まちづくりに関するイベント等の情報発信について,SNS(TwitterFacebookInstagram等)を活用して迅速で効果的な広報に努めること。
 
 ※これからは,「広報」が最も重要ととらえています。つまり,いつも図書館に来ている人に,本の情報やイベント情報に興味を持ってもらえるのは,露出を多くすればいいだけなので,伝えるのは簡単です。ふだん図書館に来ていない人に,どのように図書館の能力や魅力を示し,興味を持ってもらえるかが勝負ではないでしょうか。その意味で,アウトリーチサービスも重要です。どんどん図書館の外に出て,図書館の機能や役割をアピールしてもらいたい。たとえば県庁職員の方と一緒になる係長研修などの場を利用して図書館を広報してみてください。
 
 
(2)行政機関・教育機関等との連携方策
 
 県庁各課や出先機関,類縁機関の県民相談サービスと連携し,さまざまな地域課題の相談窓口として案内すること。
 
県民に協議や議論の場を提供するため,大学等の教育機関及び専門機関等と連携し,シンポジウム等の開催に努めること。
 
 図書館に興味を持っていない県民へのアプローチの前に,行政当局,同じ地方公務員の方に,図書館の存在をアピールする必要があります。その点は,皆さんに日ごろ,活動の中で,研修や会議などで知り合った県職員にさりげなく広報をお願いします。
 
(3)住民ボランティア等との連携方策
 
 さまざまな地域課題に対応しているボランティア団体,NPO等と連携を促進するために,県庁各課から先進事例等の行政資料の収集をし,分析ができる参考資料の収集に努めること。
 
 商店街や地元民間企業と連携して,カフェスペース等利用者が交流する場の設置を検討すること。
 
 親子参加型のイベントの講師として住民ボランティアの特技や能力を活かし,子育て世代が参加しやすい図書館イベントを工夫すること。
 
カフェスペースを契機に,県立図書館のサービスもドラスチックな変化を求められます。
これまでは,よく図書館を利用する方に集中したサービスとなっていました。
今後は,図書館に来ない人に,いかに活用してもらうかがポイントです。
 1階を住民交流の場,2階を調査研究の場とすること、など。
 そこで,いろいろな団体の方の交流を促進するために,われわれができること,コーディネート機能について,一人ひとり考えてみてください。
 
(4)学校図書館との連携方策
 
 学校図書館と連携するために,高校生ボランティア等を育成すること。
 
 学校図書館を支援するために,物流ネットワークや一括検索システムに関する情報や先進事例を市町村担当課に提供すること。
 
 地域における学びや活動を子どもたちに継承できる地域住民を育成するため,資料や情報を提供すること。
 
 中高生へのアプローチ,受験勉強だけではない図書館の面白さを伝えるために。

子どもがご飯を食べ残すときには、絵本「ぶたにく」

子どもたちも小学校高学年ともなると、太ることを気にし始めます。親から見ると太っていないのに、友達の方が細いとか。だから、せっかく作ってあげた焼肉の夕飯も残されてしまうことがあります。もったいない、でも、怒っても治らない。そんなときには、絵本「ぶたにく」です。

 

 

ぶたにく

ぶたにく

 

   子豚の可愛らしい写真に、「ぶたにく」のタイトル。違和感に誘われて、絵本の扉を開くと、かなりほっこりさせられた後にゾッとして、考えさせられる怖い絵本でした。ルポルタージュものより、より現実を味わえます。

   絵本というより写真本です。舞台は鹿児島知的障害施設。入所者が豚を育てています。いきなり、豚の出産シーンの写真に、度肝を抜かれます。生命の神秘。一気に14匹生まれますが、そのうち2匹は死産。自然の摂理の厳しさに、読んでいた子どもたちもしんみりしてしまいます。

   とにかく、豚の生活に密着して、ギリギリまで接近して撮影された写真に圧倒されます。読んでいる私たちが豚に寄り添っている気分になれます。

   母豚の乳首を奪い合う子豚たち。ここでも弱肉強食の世界。強い子豚が、よく乳が出る乳首を選ぶそうです。

   子豚たちの写真に愛着が湧いたころ、豚の餌は人間が食べ残した残飯だという現実を突きつける写真が出てきます。もったいない。子豚たちのおかげで無駄がなくなります。残飯の中には豚肉が入っていることもあるという文章にどきりととさせられたけど。

 子豚たちの愛くるしい成長の写真にほっこりした後、10か月目の写真。屠殺場へと連れて行かれます。1頭が豚肉になるまでは、わずか25分だとか。豚肉になった写真に言葉もありません。

  そして、施設では、また豚の出産が始まります。人生ではなく、豚の一生は、その繰り返し。絵本の最後の言葉「すべて食べ尽くしてこそ、むくいること」に納得できる絵本でした。

   この絵本を読んでから、子どもたちは食事を残さずに食べるようになりました。

 

 

 

 

ひらがなの、みりょくあふれるえほん「めっきらもっきらどうんどん」

絵本なので、当たり前ですが、全文がひらがなです。

そして、そのひらがなが踊り出す、ひらがなのみりょくあふれる絵本「めっきらもっきらどうんどん」です。

 

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 

 かんたはひとりぼっちであそんでいました。

ひとりぼっちにおこっって、めちゃくちゃなうたをおおごえでうたいます。

「めっきらもっきらどうんどん!」

すると、あなにおちていき、へんないきものにであいます。

 

このあたりの展開は、「不思議の国のアリス」を思わせます。

しかも、日本語のひらがなのリズムがこことよく、読み聞かせしやすい絵本となっています。

横長の絵本ですが、ストーリーの内容に沿って、縦に立てて読ませる場面もあり、飽きさせません。

 

最後に、かんたが心細くなって、叫ぶ言葉に泣かされます。

最初に歌った歌を思い出せるか、子どもと歌ってみるのも楽しかったなー。

自分たちで歌を考えてみてもいいですね。

 

絵本「ミルクこぼしちゃだめよ!」でアフリカ体験

絵本「ミルクこぼしちゃだめよ!」の主人公であるアフリカの小さな女の子ペンダは、山の上で羊の世話をしているお父さんにミルクを届けようと思い立ちます。

頭の上にミルクを入れたおわんをのせて、苦労を重ねてやっとたどりつきますが…


ミルクこぼしちゃだめよ!

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山の上までいく道のりで、ペンダは、らくだや白っぽいきりん、魚釣の船、仮面のお祭り、砂漠、マンゴーの木などのアフリカらしい光景に出会います。

アフリカってどこにあるのって子供に質問されましたが、すぐには答えられませんでした。ちょっと考えてから「あついところだよ」とだけ教えました。エキゾチックな印象だけで終わらせていた自分を反省して、本を読んで勉強せねば! 

 

厳しい自然の中でも、親子が互いを思いやる姿に感動します。そして、ハプニングが起きたあと、お父さんが娘にかける言葉が泣かせます。一人の父親として見習いたいです。

作者のスティーブン・デイヴィーズは、西アフリカで暮らしている英国人。アフリカの活気が、にぎやかな色彩で埋め尽くされている絵で表現されています。

絵本「ぼくのサイ」ナンセンスがおもしろい

サイを飼うことにした男の子が、あまりに大人しいのでつまらなくなり、専門家に相談しました。すると「サイは、ふたつのことしかできないのよ。風船を割ることと、凧に穴を開けること」とアドバイスされて試してみましたが、というあらすじからして、ナンセンスな設定ですが、絵のタッチとあわせて、ほのぼのとした気持ちにしてくれます。

 

ぼくのサイ

ぼくのサイ

 

 

 

絵は一見、クレヨンの雑な塗り絵のように、色がはみ出していて、親近感がわいてきます。そして、サイのとぼけた表情の面白さ! その表情を見るだけでも一読の価値ありです。その表情がが、強盗を退治する場面では、得意げに見えてしまうのも愉快です。

サイの専門家が普通のおばさんでしかないのもおかしさを誘いますが、実はもっとできることがあるんだと男の子が気付く結末は痛快の一言。

読み聞かせを聞いた子供たちも「こんなサイ飼いたいな」「カバの方がいいんじゃない」と夢が膨らんでいる様子。あわてて、止めようとしましたが、思いとどまり、しばらく自分たちがサイを飼っている様子を想像させておくことにしました