絵本
絵本なので、当たり前ですが、全文がひらがなです。 そして、そのひらがなが踊り出す、ひらがなのみりょくあふれる絵本「めっきらもっきらどうんどん」です。 めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集) 作者: 長谷川摂子,ふりやなな 出版社/メーカ…
こわい絵本。 「こっそり どこかに」。 こっそりどこかに (cub label) 作者: 軽部武宏 出版社/メーカー: 長崎出版 発売日: 2006/05 メディア: 大型本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (7件) を見る 黄色いレインコートの子どもが忘れ物を取りに、夕暮れ…
絵本「あかちゃん社長がやってきた」(講談社発行、マーラ・フレイジー 著、 もとした いづみ 訳) は、子供よりも、パパやママに読み聞かせすると、効果的です。 あかちゃん社長がやってきた (講談社の翻訳絵本) 作者: マーラ・フレイジー,もとしたいづみ 出…
内容が長いわけではないのでご安心を。広げると廊下いっぱいにのびる、一枚ものの絵本「メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!」の紹介です。 メガロポリス―空から宇宙人がやってきた! 作者: クレア・デュドネ,ドリアン助川 出版社/メーカー: NHK出版 発…
映画「ズートピア」を子供と見たら、ナマケモノが笑いをとっていました。 そこで絵本「ゆっくりゆっくりなまけものくん」です。 ゆっくりゆっくりなまけものくん (チューリップえほんシリーズ) 作者: オームラトモコ 出版社/メーカー: 鈴木出版 発売日: 2016…
何年か前に映画「アバター」が話題になって「スターウォーズ フォースの覚醒」が4DXで体感できる時代に、3Dを楽しめる絵本「かがみのえほん きょうのおやつは」を紹介します。 きょうの おやつは かがみのえほん (福音館の単行本) 作者: わたなべちなつ 出…
舞踏会の最中に停電して、女王さまの影が盗まれます。名探偵のシャコが動物たちを調べていきますが。動物たちの近くに着いた楽しく学べる1冊動物たちの驚くべき能力に迫ります。 女王さまの影―動物たちの視覚のはなし 作者: シベールヤング,Cyb`ele Young,千…
もうすぐハロウィン。 飾り付けしたり、扮装したり、ハロウィン向けのお菓子を作ったりと、子どもと遊ぶための方法はいろいろありますが、今年は視覚トリックを使ったしかけ絵本で子どもとハロウィンを楽しんでみませんか。 トリック・ホラー・ナイト: マシ…
キツネとくまとおおかみが出てくる絵本って、いかにも悪者大集合という感じで、怖い内容を想像してしまいますが、タイトル通り友情について考えるきっかけになる絵本です。もちろん、オオカミは口がでかくて怖いし、荒々しい友情の表現ですけどね。ともだち…
どうして、靴下は左右揃ったものを履くの? という子どもの素朴な疑問から始まる物語、絵本「ちぐはぐソックス」を紹介します。 ちぐはぐソックス (World library) 作者: ユープ・ファン・ヘック,マライヤ・トルマン 出版社/メーカー: ワールドライブラリー …
茨城県の常陸太田市で、子どもたちとぶどう狩りに行ってきました。 子どもたちも私も初体験です。 自分たちで果物を選んで採るのは、とても楽しかったです。 でも、ぶどうの色って少なくない? いったい何種類の色があるんだろうねって、子どもから質問を受…
9月21日は敬老の日でしたが、おばあちゃんと孫となると50年くらいの歳の差があるので、価値感もだいぶ違うし、うちのおじいちゃんと孫では、言葉が通じないことがあるくらいです。そんな世代の差があるエキセントリックなお婆さんと孫の交流に、素敵な結末が…
チンパンジーのぬいぐるみが大好きな女の子ジェーンは、にわとりがどのように卵を生むのか知りたくて、鶏小屋に隠れて観察しました。どうぶつがすき作者: パトリックマクドネル,Patrick McDonnell,なかがわちひろ出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 2011/…
ドロシー・クンハートの絵本「さあ、はこをあけますよ!」は、横長の体裁に赤と黄と黒と白の4色を基本としたシンプルな絵。そして、手書きの文体の文章が、目を引きます。物語はサーカス団を舞台としています。ちいさな犬をめぐる哲学的な絵本です。でも、難…
ワオキツネザルって名前が面白いなと手に取ってみた絵本です。ちいさなワオキツネザルのおはなし (児童書)作者: オフィーリアレッドパス,Ophelia Redpath,松波佐知子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2014/11/12メディア: 大型本この商品を含むブログを見る…
絵本「チビウオのウソみたいなホントのはなし」の主人公は、狼少年のようにほら吹きな小魚。チビウオのウソみたいなホントのはなし作者: ジュリア・ドナルドソン,アクセル・シェフラー,ふしみみさを出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2012/08/08メディア: 大…
夏休みにおじいさんの家にお泊りするのが、子供たちの恒例行事となっています。おじいさんの家は平凡な家ですが、いつもと違う環境で寝泊まりするのを、子供たちは楽しみにしています。そこで、絵本「おとまり、おことわり?」(ボニー・ベッカー文、ケイデ…
前回、紹介した「リスと青い星からのおきゃくさま」で興味を持ったので、同じ作者のリスと森の仲間たちの騒動を描く第1作「リスとお月さま」を読み聞かせしてみました。今回はリスの家にお月さまが落ちてきます。読者には、すでに見返しにそのからくりの顛末…
絵本「リスと青い星からのおきゃくさん」は,熊の頭に突然,青い生き物が。青い色を見たことのない熊が驚いて,リスに相談します。見たことのない生き物だから,他の星から来たエイリアンでは? そこから始まる大騒動。リスと青い星からのおきゃくさんゼバス…
平成25年に世界遺産に登録された富士山を近くで見ようと,川口湖畔の旅館に家族旅行をしてきました。湖楽おんやど富士吟景やはり,麓の町で見る富士山は雄大で,露天風呂につかりながら眺めて,厳かな気持ちになりました。ちょうど河口湖花火大会に併せて…
デヴィッド・ウィーズナーの絵本「漂流物」は、一枚の写真から時空を超えて広がる世界が壮大です。浜辺で拾ったカメラには不思議な海の世界が写っていた。写真の中の写真。過去と未来が一枚の絵、一枚の写真の中で重層的に表現される。形状も大きさも様々な…
花火はどうして、あんなにもみんなを熱中させるものなのでしょう。一瞬だけの芸術だからでしょうか。写真やビデオに移して残そうとしても、実際に目の前で迫力ある花火を見てしまうと、せっかく写した写真や映像も物足りなくなります。だから、毎年、花火大…
表紙を開くと、表紙裏の袖に、「ちゅうい ちゅうどくになるほんです」との文字がありました。中毒って? と驚くと同時にページをめくると、子供がドーナツを食べたくて街に冒険に出る話らしい、とわかってきます。 主人公のサムは、ドーナツ売りのビックさん…
夏と言えば海。海と言えば船旅ですよね。おばけたちも船の旅にわくわく。でも,船には船長も船員もいないようです。ジャック・デュケノアによるおばけシリーズの最新刊。夏と海とおばけ。過ぎゆく夏を懐かしみながら読むこの絵本のキーワードから怖い話を、…
絵本「かさどろぼう」は、スリランカの絵本作家による珍しい絵本です。第三回野間国際絵本原画コンクールの入賞作品です。かさどろぼう作者: シビルウェッタシンハ,Sybil Wettasinghe,猪熊葉子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/05メディア: 大型本 ク…
夏といえば、怪談。おばけの絵本を探していたら、面白い題名の絵本を見つけました。絵本「つられたらたべちゃうぞおばけ」は、まず題名に子どもは惹かれました。つられたらたべられちゃうってどういうこと? つられたらたべちゃうぞおばけ (絵本・こどものひ…
6歳の娘が,「書いてくれた人にありがとうって言いたいな」と素直に喜んでいました。それほど,うさぎとはりねずみの友情の物語で,ストレートに心が温まります。しろちゃんとはりちゃん作者: たしろちさと出版社/メーカー: ひかりのくに発売日: 2013/10/04…
あずまやをつくる鳥がいるって、皆さん知っていましたか。ニワシドリのひみつ (ちしきのぽけっと)作者: 鈴木まもる出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2014/04/11メディア: 大型本この商品を含むブログを見る この絵本「ニワシドリのひみつ」は、その珍しい鳥…
子犬のマフィンは音を聞き取るのが上手です。ある日、海にやってきて、海を音で感じます。うみべのおとのほんマーガレット・ワイズブラウンほるぷ出版1404円Amazonで購入海ではいろいろな音が飛び交っていました。海鳥の鳴き声、遠洋定期船の汽笛、ボートが…
夏の夜は寝苦しくて子どもを寝かせつけるってなかなか大変ですよね。そんな時には、素直に読み聞かせするだけで,愛情を表現できて,子どもを眠りの世界へスムーズに誘う絵本「おやすみなさい」(ヴィルジーニ・アラジティ作、カヒミ カリィ訳 アノニマ・ス…