イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

スポンサーリンク

自己啓発書より参考になった絵本を紹介します

 レオ=レオニによる哲学的な絵本「どうする,ティリー」を紹介します。

どうするティリー?

 他のみんなは日々の日常になれきっていたけれど、ティリーは、自分の世界を囲む壁の向こうには何があるのかとても興味がありました。その好奇心旺盛なねずみティリーが、いろいろな方法を考えて、突破しようとしていろいろと試して、失敗して、そして、どうする、ティリー?

 とてもとても単純な物語ですが、壁の向こう側の世界が実は?、壁の向こう側にいた者は?、という結末と真相が哲学的で驚かされます。それは、人生そのものをあらわしているようで、読み終わった後、考え込んでしまいました。短いお話しなのに、奥が深いのです。

 いろいろと挑戦するティリーと、対比するように、何もしないねずみたち。壁の向こう側にいた者たちも、それは、同じこと。でも、一匹のねずみティリーのおかげで、二つの世界は一変し、でも、根本では世界は変わりません。ティリーが壁を突破しようと努力したということだけが、歴史に残るのです。

 こども向けというより、人生に迷った大人の方向けの内容です。ビジネス書よりためになるかも。

 人生は、ゴールそのものより、ゴールはもしかしたらごく平凡かも知れないけれども、それに立ち向かう課程で、どのような工夫や努力をしたか、誰よりも先にそれを行う行動力、それに挑戦しようとする動機の方が、とても大切なんですよね。