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イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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絵本「なきむしようちえん」で娘の成長を振り返る

三女の娘が幼稚園を卒園して、もうすぐ一年となります。保育参観、夏祭り、運動会、発表会と振り返ってみると、いつのまにか成長して、引っ込み思案だったのに、そのような行事に真剣に取り組んでいて積極的になったなあと感慨深いものがありました。やはり、幼稚園という集団生活でお友達とのふれあいが、刺激になっていたんだなと親子の会話をしながら感じます。

そこで、長崎源之助さんの絵本「なきむしようちえん」です。

なきむしようちえん (童心社の絵本 24)

なきむしようちえん (童心社の絵本 24)

39ページという少ないページ数の中で、泣き虫だった女の子が幼稚園の生活で成長していく一年間を描ききっていて、自分の娘の姿と重ねて、読んでいて泣いてしまいました。当の本人の娘にも読み聞かせしたら、やっぱり自分の体験と比べて楽しそうに聞いていました。

幼稚園の入園式で、お母さんから離れたくなくて泣いていたみゆきちゃん、いじめっ子から毛虫を投げられたり、おいもほりで汚れたり、園で飼っている山羊に追いかけられたり、そのたびに泣いていました。ある日、やさしいけどドジな面もありみえこ先生からウサギを抱かせてもらって…


ここで描かれている幼稚園の情景は、どちらかというと昭和の頃の素朴な出来事の連続です。いもほり、ヤギへの草やり、ターザンごっこ、お泊まり会、おばけ大会、やきいも、たこあげ、そり遊びなどなど数々の行事を丁寧に紡いでいきます。現代の子供たちにはなじみがないものもあるかもしれませんが、だから読み聞かせて説明してあげたいですね。
そうして、一年が過ぎて、ラストは頼もしいお姉さんとなったみゆきちゃんに出会えます。そこも唐突ではなく、一年の流れを丹念に読んだからこそ、納得できるみゆきちゃんの成長した姿です。その姿を見て我が子のように、嬉しくなりました