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イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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絵本「かいじゅうたちのいるところ」はラストシーンが文字のみで潔さにびっくり

映画を先に見てしまったので、絵本「かいじゅうたちのいるところ」のシンプルな物語に逆に驚きました。頁をめくるたびに、主人公マックスの想像力が広がっていくのを表現するように、大きくなる絵。逆に最後のページは文字のみの深い余韻。


かいじゅうたちのいるところ

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家の中でオオカミの着ぐるみを着て大暴れする少年マックスにお母さんの雷が落ちて、部屋に閉じ込められる。それでも、マックスは、想像力を発揮して大暴れできる場所にたどりつくのですが、結局一番大切なものが何か気付く旅でもありました。

ページをめくるたびに、マックスの想像力の広がりを表現するように、大きくなっていく絵。クライマックスでは、文字はなく、かいじゅうたちと大暴れする場面が6ページも続く!

そして、誰かさんが恋しくなって、部屋に戻っていくと、ページに占める絵の割合は少なくなって、逆に最後のページは文字のみの深い余韻。文字だけなんだけど、それがかえって、マックスの素晴らしい笑顔が自分の頭の中で鮮やかなビジュアルとなって広がって、また驚きました。

他の皆さんや、子どもたちはラストシーンに何を思い浮かべるのでしょうか。

そして、表紙を閉じて、表紙のかいじゅうのイラストを見つめると、またまた驚かされる。

映画の「かいじゅうたちのいるところ」は、大好きなスパイク・ジョーンズ監督で、しかもキャサリン・キーナーの母親がいい感じ。解釈の広げ方の一つの提案として、楽しめました。音楽が世界観を表現しつくしていて最高です。