イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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新国立競技場問題で思うことー未来の子どもたちのために

今回は趣向を変えて、問題となっている新国立競技場問題について、思うことを書いてみます。

 

 多様な用途に合うように設計されたデザインの斬新さから選ばれた設計案が当初の予算を大幅にうわまわる建設費になるというのが、大筋の問題でしょう。

箱物行政が盛んだったころに建設された公的施設の運営に携わっていたものとして言えることは、施設は大規模になるほど、メンテナンス費用が膨れ上がり、少数の運営者に手には負えなくなりますよと警告したい。

そして、10年後、20年後、50年後を考えて建設しないと大変なことになります。

その頃もその施設の運営費が、潤沢に予算化されるという保証は何もありません。しかしながら、年月が立つほど故障が増え、修繕等の経費は膨れ上がります。でも、10年後、20年後、50年後もその施設が最新の施設でいられる保証もありません。

20年以上立った施設を運営していくのは、空調や冷暖房、植栽、清掃、機械警備、常設設備管理、エレベーター管理、自動ドア管理、中央監視装置管理などなど、多種多様で膨大な保守管理をしなくてはなりません。しかし、もちろん施設の運営者自体はそれぞれの技術に関しては素人です。専門業者への委託によって、運営は成り立っているわけですが、それとは別に予算は景気が悪くなれば機械的に減らされていきます。そうなると、将来故障する心配をしながら保守契約ができなくなります。

そこで、大規模故障が出てくれば、施設の運営そのものを一時中止する自体に陥り、施設使用料の収入もなくなり、施設が寂れてしまうという構図になるわけです。

1980年代のバブル期に建設された施設は30年以上経過になりますので、この問題は全国どこでもあるでしょう。施設の運営に携わっている方は、みんな苦労しています。

そして、使い物にならない大規模施設が増えたら、あるいは維持費・修繕費が膨大にかかる施設が残っても、その負担を強いられるのは未来の子どもたちです。

子どもたちの将来を考えると、今の新国立競技場問題をこのままでよいのか再考し、みんなの本当の声を上げましょう。