イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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絵本「かさどろぼう」スリランカが舞台のちょっといいお話

絵本「かさどろぼう」は、スリランカの絵本作家による珍しい絵本です。第三回野間国際絵本原画コンクールの入賞作品です。

かさどろぼう

かさどろぼう

傘のない村から、町に出かけた村人が傘に感激して買って帰ります。
途中休憩をとった店で置いておいたら盗まれてしまう、といったあらすじです。

犯人がわかるラストシーンを見て、ある古典的な推理小説を思い出してしまいました。

それより、何度も傘を盗まれて、暗い森の中を探しに行くと、木に枝にきちんと並んでぶらさがっていた場面が美しく、ラストへの効果的な伏線となっています。

暗い森の中のシーンはモノクロで、次のページで鮮やか傘が並ぶ場面の対比!

見つけた傘を一本だけ泥棒に残し、余った傘は他の村人に売って喜ばせる展開も、不幸中の幸いとばかりに愉快な展開で、抜け目のない村人を見習いたくなります。

モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)

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