イクメン読み聞かせソムリエ

3人の娘を持つイクメンによる四苦八苦の生活の中から,,絵本や読み聞かせの寄りな情報を発信します。

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「いえでをしたくなったので」はモノクロの世界なのに味わいある絵本です。

 

「いえでをしたくなったので」は,鉛筆だけで描いたような繊細なモノクロの色彩を持たない世界。でも、自然が豊かに迫ってくる絵本です。

 

いえでをしたくなったので (海外秀作絵本)

いえでをしたくなったので (海外秀作絵本)

 

 


物語は,親に怒られたのか原因なのか,4人兄弟が家出するところから始まります。4人は遊びなれた場所の,木の上や池,洞窟,海辺などに住もうとしますが,ハプニングが起きて,異動する羽目になります。最後にたどり着いた場所は…

住む場所を移動するたびに,荷物が多くなっていくのが愉快です。基本的に,文章は繰り返しのパターンなのですが,場所を移動するたびに,ひとつ荷物が増えて,文章も一文増えていきます。リズミカルな文章なので,とても読み聞かせがしやすいです。

 すべてのページが,モノクロのイラストです。でも,全然そっけないことがなく,逆に哀愁が漂って味わいがあります。そして,読んでいるうちに,赤や黄色の落ち葉や青い波が自分の目には鮮やかに色づいて見えてきます。

 遊びつかれた子どもたちが増えていく荷物を持ってたどり着く場所は,読み聞かせをする親としては安心できる場所です。自分の子どもたちも,こんな冒険心あふれるたくましい子どもたちになってくれるといいですね。